三陽機器株式会社｜会員紹介｜岡山県立大学協力会

会員紹介

三陽機器は創業当初より、日本で初めてフロントローダ（農用トラクタ前装式作業機）の開発を手掛けたパイオニア企業です。フロントローダは国内のトラクタメーカすべてに純正作業機として採用されており、50年以上経った今でも国内シェアは70％以上です。

その技術力は世界のトップクラスを維持しています。またフロントローダの開発で培った技術を用い、草刈機、油圧制御システムなど、様々な製品開発を手掛けています。

高齢化問題が昔から一般世間では挙げられていますが、今後は更に農業における従事者が不足していくと予測され、農業はAIが行う時代が近づいています。

三陽機器はその一翼を担う企業として、油圧・メカトロ・制御の技術力で、次世代に革新的な製品の開発を着手してゆきます。

情報系工学研究科電子情報通信工学領域 2019年卒業
大室祐斗さん
就職前に講義内容の見直しを
今、三陽機器株式会社という農機メーカーに勤務しています。現在取り組んでいる仕事の内容は学生時代に行っていた研究とは直接関係ないものの、それに近い仕事に取り組んでいます。就職して働き始めてから、研究の内容よりも講義で習った内容のほうが必要となっています。いくつかの講義内容はそのまま、現在の仕事に活用できるものがありました。
学生の皆さんは、研究をおろそかにしてはなりませんが、就職したい企業、就職が決まった企業で使えそう、使いそうな講義内容を復習しておいたり、教科書を読み返したりしておくと、実際に仕事が始まった時に役に立つことがあると思います。